第27章 遡る ※
*
あれからしばらくして、のつわりはだいぶ落ち着いてきているようだった。
寝ていることがおおいし、相変わらずほとんど食べていないが、吐くことはなくなっていた。
また前のようにふざけて笑う日も増えてきた。
良かった、本当に…──
「ただいま、。」
「おかえりなさい。」
「体調どうだ?」
「大丈夫、元気だよ。」
「食事は摂ってる?」
「んー、たまに…」
「やっぱり食べると気持ち悪いか?」
「そうなの…。前よりはマシだけどね。」
「早くつわりが落ち着いてほしい。
がどんどん痩せていく…。」
「胸も減ってきちゃったよ。」
服の上からではあまり分からない。
ついの身体を思い出してしまったため、仕事のことを考えて打ち消した。
「…………頼むから今は想像させること言うのはやめてくれ。かなり…我慢してる。」
「あ…ごめん。」
無理だ、打ち消せてない。もう何週間もを抱いていない。
「はぁ…。ごめん、がつらいときに。早くに触りたい。」
「えっと…あとで、手伝おうか…?」
「……いいのか? いや、駄目だ。にそんなことさせられない。」
「あ…でも手伝うくらいなら…、
するのはまだ不安だから…ごめん。」
「それは僕も心配だから今はいい。
を気持ちよくさせたいけど、まだ早い。」
「でも…気になってたんだけど、したよね?まだ妊娠に気付いてないとき、何回も激しめに…。」
これは……どっちだ?
体調が戻ってきて、もしたいのか?
それとも、激しくしてしまったことの影響が不安になってきただけなのか?
「まぁ、そうだな。
たしかに頻繁にがっついてたから。
安定期に入ったらしていい?体調がいいときに。」
「う…うん、やさしくで……」
「…………ん?分かってるよ、たぶん。」
「たぶん…って…?」
「ははっ。悪い、冗談だ。でも久々だと理性飛びそうだな。やっぱりそれまで手伝ってもらっていい?」