第27章 遡る ※
*
「やばいな…に触ってもらうの初めてだ……」
「そ、そうだよね…。なんか緊張する。」
久しぶりだからか、触る前から指先が震えていた。
「いや、緊張はいつものことだろ。違う体勢でするたびに“どうしよう”って顔してる。」
「えっ!? 嘘!そんなはずない。」
「その癖、目が合うと何でもないような慣れた顔でスンっとしてる。」
「……!!!」
身に覚えがあったようで気まずそうに黙った。
「まぁ…僕はを喜ばせたくて、緊張して恥ずかしがってるを無視するけど。」
「えっ!?それは違うでしょ!?
零はそれを楽しんでるだけだよ!」
「くくっ。バレたか。」
「もう…!嫌がることはしないっていつも言ってるくせに、恥ずかしがることは別なんだから。」
緊張がほぐれたようで、いつも通りの調子に戻っていた。
「悪い、恥ずかしいだけならしたくなる。
……、脱いで?見たい。」
ゆっくりと服を脱いでいき、一糸纏わぬ姿になり、身体を冷やさないように肩から毛布をかけた。
久しぶりすぎて、の身体から目を逸らせない……
「………すごく、綺麗だ。」
無意識に手が伸び、胸の膨らみを包み込むように触れた。