第27章 遡る ※
「……ごめん。今日は仕事休む。」
やっぱり、責任を持つ対象が変わった。
…酷いことを言ってごめん。
「ありがとう。無理を言ってすまない…。」
優しくを抱きしめた。
今は、力を入れるのが怖い。
「ううん。これは私がいけなかった。
言ってくれてありがとう。」
僕から責められたのに、お礼なんか言うな。は…何も悪くないだろ。
その日の夜、家に帰るとは寝室で寝ていた。
午前中に送ったメッセージも既読にならなかったから、ずっと眠っていたんだろう。
こんな状態で、何で仕事しようとするんだよ…。
いや、仕事が好きなんだろう。
そこに口を出すべきではない。
夕食を用意して、を起こした。
「……」
の柔らかな頬を撫でた。
あぁ…可愛い……もっと触りたい……
まずい。違うことを考えよう。
「あれ…零……まだ仕事行ってなかったの…?」
「ふっ。もう夜だよ。」
「……? まさかそんな…?えっ!?ずっと寝続けてたの!?」
「体調はどうだ?」
「大丈夫…吐き気はなさそう。」
「じゃあ食事にしよう。」