第22章 幸せな日々
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「ベッドごと買い替えるか?」
「うーん…マットレスのみでいいかなぁ。」
「あのベッド、かなりでかいぞ。」
「うん。落ちる心配ないから。」
インテリアショップのベッドコーナーで寝心地のよさそうなマットレスを選ぶ。
「零、これは?寝心地いい気がする。」
「これは…たぶん今のと変わらない。」
「あ…そうなの?私は硬すぎなければ何でもいいから零がよさそうなの選んで。」
「今のベッド、マットレスだけで数十万円台後半だろうから、にとっては寝心地がかなり変わるかも知れないな…。」
「は…!?たかっ!そんないいのじゃなくても寝れるよ!?」
「あぁ。それで余計に買い替えようとは言い出しにくくなったよ。のお父さんが買った物か?」
「値段がいいからって全員に寝心地がいいとは限らないんだね…。
好きに買い替えていいとは言われてるけど、一応連絡してみるね。」
あれ。お父さんたち今どこの国にいるんだっけ。
もしかして深夜とかかな。
と考えつつも遠慮なしにコールを鳴らすと、すぐに出てくれた。
『どうした?電話してくるなんてめずらしい。』
「あれ。出た。お父さんまだ日本にいるの?」
『いや。今は中国だ。』
「じゃあ時間同じくらいかー。
あのね、お父さんが買ってくれたベッド買い替えていいかな?高そうだったから、捨てる前に聞いておこうかと思って。」
『それは好きにしていい。お父さんのカードはまだ持ってるだろ?それ使って買いなさい。』
「ううん、いい加減自分で買うからいいよ。それよりも次の…きそうな銘柄を教えてくれると嬉しいな。」
『まったく…それは後で送るけど、
には嫁入り道具も買ってあげてないから、遠慮なんかするな。急に大人ぶるんじゃない。』
「……うん。ありがとう。じゃあソファも買っていい?」
『おいおい、急にちゃっかりし出したな。まぁ、家具くらい好きに買ったらいい。変なものは買うなよ。』
「はーい。変なもの以外は買うね!ありがと!」
『結婚祝いは日本に戻ってから渡すから、ちょっと待っててくれ。』
「え。それもいいの?
何か…いろいろとありがとう。」
『はいはい、どういたしまして。』