第22章 幸せな日々
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朝になって目が覚めたら、横で零が眠っていた。
可愛い寝顔……
この瞬間は、すごく幸せを感じる。
しまった…、夜中の任務なんだから、昨日は喋ってないで寝かせてあげたらよかった!
と思ったけど、もう手遅れだし、零が自分からぐいぐい尋問してきてただけだから、せめて今ゆっくり寝かせてあげよう。
零の寝顔を眺めて、触れない程度まで近付き、零の優しくてまろやかな匂いを堪能する。
うぅっ…最高。好き……
近付きすぎるとすぐ起きるから、ぎりぎりの距離を保つのが上手くなった。
「まったく。飽きないな。」
「あ…ごめん、起こしちゃった?」
「が起きる少し前に目が覚めた。」
「すごいタイミングで…」
「いや。ベッドが僕にはふかふかすぎての動きですぐ目が覚める。」
「え!?早く言ってそれ!!」
あれ…?そういえばだいぶ前にもベッドが柔らかすぎるとか言ってた気がする。
なんでそのときに買い替えなかったんだっけ…。
「えっと…もしかして、前にも言ってくれてた…?」
「うん。でもは柔らかい方が寝やすいだろうと思って。」
「ごめん、気を遣わせて。私はもう少し硬くてもぜんぜん寝れるよ。
前に二人で温泉行ったときに泊まった旅館のベッドくらいでも平気……あ。」
思い出した!あのとき零は、ふかふかですぐ目が覚めるとかじゃなくて
密着がいいとか意味不明なこと言いだして、それで買い換えないよ!って言ったんだった。
「くくっ。思い出した?」
「うん…。あれはふざけてるだけだと思ってた。」
「まぁ、それも理由だけど半々かな。」
「それが半分も理由に含まれてることにびっくりするけど、今日買いに行ってくる。」
「午前中なら一緒に行くよ。今日の仕事は午後からだから。」
「だめ。零、寝てないでしょ?」
「早めに終わったから結構眠れたよ。それに、寝心地を選びたい。」
「ん…たしかに。」
「は出かける準備して。僕は朝食を作るから。」
「私の夫が本当に神レベル…。昨日もいつの間にかサンドイッチ作ってくれててありがとう。」
「まだまだ甘やかし足りないくらいだ。」
「ちょっ…と、甘すぎて……ダメ人間になるから…ほどほどに…。」