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ずっと前から (降谷零/R18)

第22章 幸せな日々


夫…なのかぁ。

まだ夫婦って実感がわかない。
恋人気分が抜けてない……というか、零は“夫婦になっても恋人として大切にする”って宣言してたから、恋人気分のままなのは当たり前なのかも。


サンドイッチ片手にパソコンを立ち上げて、フォトウエディングを検索する。


それにしても、結婚したら零のやきもちは減るのかなって思ったのに、今日の様子だと結婚したところで関係なさそう。
“待っていてと言えばよかった” とか、“離れていた七年間も自分のものにしたい” とか話してたから、
これからも、零にとっての空白の七年間の話は要注意だなぁ…。

京都旅行の話はもうタブーだし、なんなら京都という単語のみで元カレのことを思い出しそう。


そんなことを考えながら、好みの雰囲気の写真からスタジオをいくつか絞り込んだ。

洋装だし、定番であろう教会ロケーション撮影かなー。

あれ。零って…宗教、こだわるのかな。
“仏教なのに教会はちょっと…”とか言う?
ま、いっか。何でもいいって言ってたから。

3箇所くらいに絞り込んで保存しておいた。
あとは零の仕事の都合と予約の空きが一致するところにしたらいいかな。


一人時間のうちに副収入の株の売買で、フォトウエディングの費用としておおめに利確させておいた。
零の様子だと、出させてはもらえないけれど。



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