第22章 幸せな日々
「……、愛してる。どうしようもないほど愛してるんだ。」
「私も、零のことを愛してるよ。骨の髄まで愛してる。」
「くくっ。また僕のセリフを。それにしてもよく覚えてるな。そんなセリフ。」
「骨の髄まで愛されてるのには、けっこうびっくりしたからね。表現の不穏さに。ふふっ。」
「、あまり時間がないけど……」
「あ…そっか。夜に出るんだったね。」
「悪い。いいか?」
「ん?もちろんだよ。」
「ありがとう。ごめん、足りなかったら帰ったあとにちゃんとするよ。」
「ん?うん…?」
そう言うと、零はあっという間に私をソファに組み敷いて、服の中に手を入れてきた。
「え…?行ってきますのハグの濃厚版?」
「一回するくらいの時間はまだあるからギリギリまで使う。」
「ん?!今の、“もう出かけるからこの話はおしまい”って意味じゃ…?」
「そんなこと言ってない。はよく分からずに話を合わせて返事をするときがあるから。」
会話しながら、どんどん服を脱がせて身体中にキスを落としていき、胸の傷を避けて優しく揉んだ。
「あっ…まっ…て!じゃあさっき何を言おうと…!?」
「“あまり時間がないけど、一回だけ抱いていい?”って言おうとした。
そのあとが“もちろん”って。」
「や…やらかした!じゃなくて、んぁっ…!勘違いしてっ、返事するって、ぁあっ、分かってた…でしょ?!」
「抵抗するな。もう黙って。少しでも長く繋がりたいから集中して。」
「………………!」