第22章 幸せな日々
「それで、何歳のころ付き合ってたんだ?」
「れ…零!?ほんとにもう訊かないでって!取り調べじゃないんだから、謎は謎のままでいいんだよ?」
「無理だ。気になったまま残せない。」
「えっ!?」
「全部知りたい。」
「なんで……」
「僕がプロポーズした日、は、僕が知りたいなら全部教えるって言っただろ?」
「おぉぅ……、言ったかも。記憶力すごいね。」
「じゃあ教えて。21歳〜22歳ごろに付き合い始めたのか?」
「!!? なんで分かっ…!
ちがっ、お願いだから追及はやめて。
零はそのときに、もう過去のことよりも本心が知りたいって言ってたよね?」
「ははっ。もよく覚えてるな?でも今は過去が知りたい。」
「思い出したくない…、お願いだから。」
「なんで隠すんだ?」
「隠してるんじゃないよ。そんなこと、教えても意味が、ないから…。過去は変わらないし、聞いても仕方ないことだよ。零がもやもやすると思う。」
「意味があるかないかは僕が決めることだ。」
「それは…そう…だけど…、零、本当にどうしたの?お願いだから…。」
零は、過去を知ってしまってモヤモヤするより、知らない方が嫌だと言っていた。
その部分が私とはかなり違って、正直あまり理解ができない。
「答えてくれ、。
どこで知り合った?どのくらいの期間?何で別れた?」
さっきの質問にもまだ答えてないのに、次々と質問が飛んできた。
答えなければ、もうこれは終わらないのかも知れないけど…──
「零……お願いだから、もうやめて…。
何で過去なんかきくの?
人の過去を興味本位で…訊かないで欲しい。」