第20章 強盗(2) ※
の唇を塞ぎ、激しく口内を犯しながらルームウェアのワンピースを捲り、裾から手を入れた。
「いいな、これ。脱がせるのが簡単だ。」
ブラジャーのホックを外して適当に上にずらし、柔らかい胸を包み込むように揉む。
「いっ…!」
「え?」
何だ、いまの手触り。傷?
オーバーサイズのワンピースを、思いきり上に捲り上げて胸を見た。
「これ、どうした?なんで、こんなところに傷が…?」
「あはは…今日の服にポケットがなくて、防犯バッチを隠すところがなかったから…咄嗟にブラの中に…。」
「ピンの金具が…?」
「うん…急いで入れたから向きも考えてなくて。針は出てなかったけど、密着してたからどんどん痛くなってきて。犯人の前で触るわけにもいかないし、途中からは手が紐で結ばれてたから動かせなかったんだよね…。
最後は倒れたときにバッチの金具が胸に突き刺さっちゃって。ははは…。」
「何してるんだって言いたいが……
咄嗟の判断にしては十分よくやったよ。
この怪我だけで済んだのは幸運だ。
薬は塗ったのか?」
「ううん、まだ…。」
「先に薬を塗ろう。跡が残る。」
「……ごめん。」
「何で謝るんだ?」
「傷があるの、嫌?しかも胸に…」
「僕がそれを気にしそうに見えるか?」
「見えない。」
「それが正解。傷くらいで嫌も何もない。そんなことで嫌になれるならこんなにに執着してない。
跡が残ると言ったのは、が気にすると思ったからだ。」
「じゃあ、薬はあとでいいよ。」
「駄目だ。僕の手が当たるたびに痛くなるだろ。
夢中になっていたらつい触ってしまう。ガーゼで保護するから待っててくれ。」
「あ……はい。」
の服を脱がせ、傷の手当てをした。
胸をじっくり見られるのが恥ずかしいようで、どうにか隠そうと頑張っていた。
「ん。いいよ。痛くない?」
厚めに保護したガーゼの上に、軽く指をあててみる。
「大丈夫、ありがとう。雰囲気ぶち壊してごめんね…。」
「ははっ。らしくていいよ。
それよりも早く抱きたい。」
「う…、うん」