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ずっと前から (降谷零/R18)

第19章 強盗(1)


私に拳銃を突き付けていた犯人に、急に何かがぶつかり、拳銃を落とし、私を巻き込んで倒れた。


ぎゃーーー!痛いっ!重いっ!!どいて!!
えっ!この人、気絶してる!!?

プシューーーっと空気が漏れる音が聞こえ、目を向けると、ふにゃふにゃのサッカーボール?


そして、殴る音、硬いものにぶつかるような鈍い音が聞こえ、すぐに静かになり、誰かが拳銃を拾い上げた。


重くてうまく顔を上げられない。
左右に動かすのが精一杯!

スゥーーっと体が軽くなり、犯人の男を私の上から退けてくれたのだと分かった。




「…っ!」


倒れた私を起こして抱きしめ、切ない声で私の名前を呼んだ。


その声を出したいの、私だよ…?
本当に、こわくてたまらなかった。


「零…ありがとう、助けに来てくれるって信じてた。」

「あぁ…生きていてくれてよかった…。
、手に血が!怪我をしたのか!?」

「ううん…大丈夫。この血は私のじゃないよ。
本当に怖かった…。犯人の顔見ちゃったし、もう零にも会えないかと思った。」


犯人を縛りあげて警察を呼び、かなり疲れていたため事情聴取は後日にしてもらった。

荷物を取りに行った後、零と一緒に自宅へ帰る。



生きて帰れて、よかった。


「、シャワー浴びておいで。僕は夕食の用意をするから。」

「えっ。いいよ、零も疲れてるでしょ?私も手伝う。」

「それなら僕がの身体を洗ってあげるから一緒に入ろう。」

「えぇ!?それはいい!入ってくる!」


慌てて浴室へ駆け込んだ。


零は隙あらばいちゃいちゃしようとするから。ううん、隙を無理矢理作ってでも…だな。


夫婦になっても、本当にちゃんと恋人のときのまま私のことを大切にしてくれている。

本当に優しい人。
こんな人と結婚できて、幸せものだな……


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