第17章 愛しつづけるよ ※
キャメルさんが治療を受け、出血がおおかったため今夜は入院することになったらしい。
ホッとして今さら身体が震えてきた……
「悪いな。少し寄り道するだけのはずが、かなり遅くなった。」
「平気です。気にしないでください。」
「君がいてくれて助かった。早く止血できたおかげで大事には至らなかったようだ。」
「少しでもお役に立てたなら、よかったです。」
「……震えているな。」
そう言って、私の手をとり抱きしめた。
「えっ!赤井さんっ!?」
「怖い思いをさせたな。」
「だ、大丈夫です、ただ安心しただけです!
どうしていいのか分からなくて不安だったので、今更になって震えてきて……
あっ!手がまだ血だらけなんです!
赤井さん!服が汚れます!!」
「問題ない。服なんていつか捨てるものだ。さっき、君がそう言っただろう?」
「えっ…?あ、言いましたね…。ふふっ。まさかこんなにすぐ、ブーランで戻ってくるなんて、ふふふっ。
で、も!私はケガの処置で仕方なくです。赤井さんは、汚す必要ないんですから。」
そう言って、後ろに下がり赤井さんの胸から抜け出した。
あまり力は入れていなかったようで、すんなり離れられた。
「手を洗ってきますね。」
「あぁ。車で待っている。」