第17章 愛しつづけるよ ※
茶番劇を強制終了してもらい、大人しく婚姻届の記入を終えた。
「証人二名かぁ。どうしよう。1人は父にお願いして、もう1人は……」
チラッと零を見ると、
「どちらものご両親に頼んでくれないか?」
「零がそれでいいなら、頼んでおくね。」
婚姻届の、零の両親の欄は空欄だった。あとで記入するのかな。
それとも……分からないの?
挨拶にいく話も出ていない。
……ううん、零が何も言わないのに考えるのはよそう。
「日本にいるうちに、書いてもらってくるよ。次、いつ戻るか分からないから。」
「悪いな。」
「気にしないで?誰でもいいんだから。
それで、入籍日だけど、来週の月曜日でもいいかな?ちゃんと大安ってことだけは確認したから。」
「来週?…本当にいいのか?こんなにすぐで。」
「私はいいよ。零が嫌じゃなければね?来週でも年内でも来年でも、たぶん期間をおいても選ぶ選択は変わらないから、いつでもいいかなって思ったの。」
「そうか…。僕はもちろん、早い方が嬉しい。でもその希望を叶えようとしなくていいんだぞ?」
「ううん、私も早い方が嬉しいの。月曜日の仕事帰り、一緒に区役所にいってくれる?」
「当たり前だろ。」