第16章 挨拶へ
父「娘を育てるのは……父親には少々難しい。
すぐ怒るし、すぐ拗ねるし、すぐ泣くし、そのくせ困ったら甘えてくる。
本当に大変で、本当に可愛い娘たちだ。娘たちの父親になれて、幸せだった……。
その娘たちを産んでくれた妻には、感謝してもしきれないよ。
今は人生をかけてお礼をしている最中だ。
妻の両親にも約束したからね。
降谷くん、きっとそのうち、君にもその役目がくると思う。の父親としてだけではなく、同じ男としても応援しているよ。」
零「ありがとうございます。想いはすべて…、しっかりと受け取ました。」
これだけ大切に育てた娘を託すのだから蔑ろにはしないでほしい•••
これから"妻"という立場になる我が娘にも、僕から一生かけて感謝を贈ってあげてほしい
•••
の親だから言うのではなく、子を持つ親として、そうあってほしい•••
しっかり、胸に刻むよ。
は"自由気ままなお父さん"だと言っていたが、心根が優しい。
、やっぱりどこか、君に似ている。
母「それで、いつ入籍するの?式はしないってきいたけれど。」
「うん、入籍だけ。日付はまだ決めてないの。早いうちにとは思ってるけど…。」
母「まぁ、いつにしたって、結婚した日がこれからは特別な日になるんだから、何でもない日に思いつきで入籍したって構わないと思うわ。ふふっ。」
「え?まさかお母さんも思いつきで日付決めたの…?」
母「私じゃなくて、お父さんがせっかちなのよ。」