第15章 たくさんの人に囲まれる人生を
「これのどこが、僕が作った方が上手だと思ったんだよ。かなり上手いぞ。」
「ほんとだ!蜂蜜レモン美味しいっ!チーズにめっちゃ合うね。やばい幸せ!テンションあがる!」
「こら。僕は作ったの腕を褒めたのに、材料のおかげみたいに言うな。
こんなに上手いのに、なんで食べさせたくなかったんだ?」
「んー。ただの自己満足だし、誰かのために作るってちょっとプレッシャーだからかなぁ…。求められてるレベルがわかんないというか。零が『不味くても食べたい』って言うから、それなら作ろうかなって思ったの。」
「さては、この出来でも満足してないな?」
「ふふっ。そうかも。ちょっと見直したー?」
「ますます惚れさせられた。」
「ゲ、ゲージでいうとどのくらい溜まった?」
「新しいタイプの照れ隠しが出たな?
ゲージなんかとっくにぶち抜いてる。計測不能、だな。」
「うっ……むりっ!イケメンすぎて心臓止まる。その顔で言わないで…!」
「のゲージは?」