• 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ

ずっと前から (降谷零/R18)

第14章 支配していい ※


自宅に戻ってからも、恨みのはらし方について一人悶々と考えていた。

「どうした?難しい顔して。」

「どうやって恨みを晴らせばいいのか考えてたの。何しても零に勝てる気がしないから。」

「あぁ。覚えてたのか。」

「今朝ついに思い出したよ。」

「もう怒ってないなら晴らす必要もないんじゃないか?」

「うーん、でも宣言したからには何かしないと。零みたいに有言実行したいから。」

「律儀か。」

「ねぇ、何されたら嫌?」

「浮気。」

「それは無理……零以外なんて気持ち悪いこと言わないで。」

「男と楽しく話すのも嫌だな。」

「うーん…そういう晴らし方はあんまり気が進まない。」

「に意地悪は向いてないんじゃないか?」

「あ。」

「なに?」

「零。遅くなってごめんね。いまから今日が終わるまでなら、私のこと支配していいよ?」

「……ん?」

「いらなかった?」

「いや、待て。急に言うから驚いただけだ。いる。」

「ふふっ。よかった。」

「、何考えてる?いい意地悪でも思いついたか?」

「ううん。なにも思い浮かばなかった。それなら零に喜んでもらおうと思って。その方が私の心も痛まないから。」

「―――っ。」

「んー?照れてる?」

「照れてない。」

「零。何してほしい?」

「本当にいいのか?まだ夕方だぞ?」

「いいよ?でも酷いこととか痛いことはしないでね。そのときは強制終了だよ。」

「分かってる。」

「じゃあ、言って?」

「ふっ。誘ってるのか?」

「どうだろ?誘われてる気がするなら……そうなのかもね。」




/ 435ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp