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ずっと前から (降谷零/R18)

第13章 探るな危険


抱きしめていた腕を緩め、零の顔を見た。

なんで…? なんでそんなに………
苦しそうな顔をしてるの?

とても、愛の言葉をきくときの表情とは思えないよ…。


「私はもう……零との未来しか、欲しくない。最期の瞬間まで、零のこと…愛していたい。」

「あぁ。僕もだ。、愛してる。僕の全てをあげるよ。僕の重い愛をの奥深くに埋め込んで自分だけのものにしたい。」

「零……なんで、そんなに苦しそうな顔をしてるの?」

「何でだろうな。が『最後の瞬間』とか言うからじゃないか?
を、失いたくない。」

――…それを言う前から、苦しそうだったじゃない


「ふふっ。私って余命幾ばくもないの?」

「……死ぬな。
僕をおいて、いかないでくれ。」

「うん、分かった。約束するよ。」

もう一度、零をギュッと抱きしめた。
今度は力いっぱい。離さないというように。





「…………帰りたい。」

「え?どうしたの?唐突にホームシック!?」

「無理だ。抱きたい。」

「は?」

「ここだとさすがに抱けない。」

「すごくいい雰囲気だったよね?」

「雰囲気よすぎて我慢できなくなった。」

「あれ?そっちの雰囲気だっけ。私の方が空気読めてないのかな?」

「車でもいいか?」

「いいわけないよね?」

「さすがに狭いか。」

「そうじゃない。」

「声出さずにするか?」

「しないってば。声だけじゃなくて人様の別荘でシーツとか汚したくない。」

「あぁ。はぐちゃぐちゃになるからな。」

「――――っ!! 最低っ!!」

「どうしようか。」

「こっちが聞きたいよ。」

「また立ったままするか?」

「そんな選択肢ないからね!?
一旦落ち着いて!散歩でも行こう!!」



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