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ずっと前から (降谷零/R18)

第13章 探るな危険


「ありがと。まさか気付いてるとは思ってなくて。本が好きなのは出しっぱなしのときもあったし、本棚も増えてるから気付くのはわかるけど…。」

「ミステリーが好きなのは意外だった。」

「タイトルまで見ないでよ。」

「恋愛小説や純文学かと思ったらアガサ・クリスティーやコナン・ドイルの本格ミステリーばかりだったな。」

「だから全部チェックしないで?」

「ミステリー好き同士でコナンくんと仲良くなったのか?」

「……コナンくんは私とは違って本格的なミステリーオタクだよ。ついていけない。ホームズが何年何月何日に滝壺に落ちたとか覚えてない。」

「やっぱりそうか。
コナンくんは相当なホームズファンだからな。」

「子どもの頃は、ホームズの弟子って名乗ってたらしいね。」

「…………。」

「あー…ごめんごめん、これは蘭ちゃんから聞いた新一くんの話だったかなぁ?どっちもホームズファンで、なんかごっちゃになっちゃった。」

「、僕の反応から情報を得ようとするな。危険だから言ってるんだぞ。」

「ん、わかった。このことはもう触れない。」

「何度も言うが、コナンくんにも探りを入れるなよ。彼は、疑えば平気で盗聴器も仕掛けるからな。」

「えぇ!?まさか、ついてる!?」

「今日はもう付いてない。彼もそこまで悪趣味じゃないだろうからな。」

「どういう意味?」

「まだまだ子どもって意味。」

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