第13章 探るな危険
* * *
「この別荘…!大きすぎない!!?」
さすが鈴木財閥、お金持ちのレベルがぜんぜん違う。最高!!
園子「使ってないときは丸々貸別荘とかホテル代わりにお客さん泊めてるみたいよ〜!
露天風呂もあるから楽しみにしてて♡」
透さんの車には、私と蘭ちゃんと園子ちゃんが乗って、
付き添いの阿笠博士の車にはコナンくんたち探偵団のみんなで移動した。
園子「部屋はいっぱいあるから、好きな部屋つかって〜!
蘭、一緒の部屋で寝ましょ。」
蘭「あ、でもコナンくんたちは……」
コナン「僕は大丈夫。博士やみんなと寝るよ。」
「じゃあ、歩美ちゃんと藍ちゃんは女同士私と寝よ?」
藍「けっこうよ。吉田さんと二人で寝るから。」
「え? 子どもだけで大丈夫?」
藍「ええ。いつも一人で寝てるもの。」
大人……!そして塩対応!?
というより、嫌われ…いや、警戒されてる?藍ちゃんとは初めましてだからかな?
透「じゃあ、さんは僕と同じ部屋で。荷物持ちますね。」
「あはは… 振られちゃったよ。」
それぞれ部屋で水着に着替えて、すぐ近くのビーチへ移動した。
蘭「わぁ!綺麗な海ーーーー!」
園子「新一くんも来れたらよかったのにね。蘭の水着姿を見られるチャンスを逃すなんて!ぜったいメロメロになってたわよ♡」
蘭「ちょっと園子〜!!何言ってるのもう!!」
園子「あれ?さんラッシュガード脱がないの?」
「あ、うん…っ!日差しが強いから着たままでいいかな?ははは…」
透「さん、ラッシュガード買っておいてよかったですね。」
……は? 黙れっ!わざとだろ!!
透さんに、こそっと耳打ちする。
「透さん、必ずこの恨みは晴らします。覚えておいてくださいね。」
「ふふっ。それは楽しみです。」
くっ…!よろこぶなっ!
せめて“これはヤバい”って顔してよ!!
私もうっかりしてたけど、透さんはぜったい水着きることを想定して、消えないように濃〜くしるしつけた!
腹は立つけど、怒るのは今じゃない。
が、がまん!我慢っ!!!
「透さん、運転疲れてるよね。ビーチでゆっくりする?」
「いや、そんなに疲れてないよ。海に入るか?」
わぉ。ほんと体力すごいな……。