第13章 探るな危険
「では、なぜわざわざ絵の展示へ…?」
「テレビで紹介されて話題になっていたので、ミーハー心で。まぁ…参考程度に。」
「見聞を広める、というものですね。感心です。」
「ふふっ。そんな大したものでもないですよ。好きなことだけしながら生きたいですが、たまたま見たものや得た知識が、好きなことをより深く豊かに楽しめることに期待しているだけです。」
「好きなこと…アニメとミステリー小説に映画、そしてお菓子作りと編み物、ですか?
お待たせしました。ミルクティーとチーズケーキです。
あ。ちゃんとお昼たべました?」
「……私、アニメ以外の趣味を教えたことないはずですが……ほんとこわいなぁ。
これも分かっていて聞かれたんだと思いますが、お昼は食べ忘れました。なので今からケーキを食べるところです。いただきます。」
「さん、ケーキは食事とは…――」
――カラン…カラン
「いらっしゃいませー!」
園子「あっ!さんっ!」
「ん? あ、蘭ちゃんに園子ちゃん。久しぶり。」
園子「ちょうど良かった〜!!さんと安室さん、梓さんも、来週の土日に海に行きません!?」
「……へ?」