【ごちゃまぜ】SHORT STORY【ヒロアカ】【鬼滅の刃】
第3章 命短し恋せよ乙女!【 天喰環 】
*おまけ*
「は?え、なに?もう一回言ってくれる?」
「だから彼氏が出来たんだとさ、」
1年B組の教室。
昼休みのざわめきの中、物間は自分の席で拳藤の顔をまじまじと見つめていた。
「は?え、なに?もう一回言ってくれる?」
「だから彼氏出来たんだって」
「は?え、なに?もう一回言ってくれる?」
すっとぼけて現実逃避を決め込もうとする物間。
そんな彼に、拳藤はとうとう痺れを切らした。
耳元近くまで顔を寄せると――
「彼・氏!で・き・た・の!!」
「はあああああ!?ふざけるなよまったく!何なんだいあの子はぁ!?」
ついに耐えきれなくなった物間が、頭を抱えて勢いよく立ち上がった。
「この僕を差し置いて先に彼氏作るなんてありえないんですけどぉ!!?」
「あんたどの立ち位置で言ってんの」
「顔面友達だよ!!!」
「え、なに、がんめ……?」
拳藤が、ものすごく引きながら眉をひそめた。
「認めない……!僕を置いて自分だけ幸せになるなんて絶対に認めなぁぁぁい!!」
そんな拳藤の反応など知ったことかと、物間はしばらくの間、ひたすら一人で発狂していたのだった。