【H×H ミルキ】夏の大作戦 〜軽井沢に行きませんか?〜
第4章 波乱のカラオケ
「ていうか、クロロさ」
「何だ」
「なんか俺に根を持ってるだろ?」
「くだらない憶測はやめろ」
「いや、確信した」
イルミはじとっとした目を向ける。
「自分だけ気持ちよくラルク歌っといて俺と穂乃果のデュエットをぶち壊しに来るとか、タチ悪すぎ」
「馬鹿げてるな」
クロロは涼しい顔で答える。
「だが、部屋の温度は一気に下がっただろう。俺もSDGsとやらには協力する主義でな」
「……それ、根に持ってたんだ」
「まあまあ♥」
二人の間へヒソカが割って入る。
「ケンカしない、ケンカしない♤」
「それに奴らにはウケていた。問題ない。計画通りだ」
「ウケてた……かな」
「少なくとも、全員頭が真っ白になっていた」
「まあ、それは否定できないけど」
「これくらい奴らの頭をぶっ飛ばせば、当初の予定が吹き飛んでも今後の展開もすんなり受け入れられる」
「そんな作戦ある?」
イルミは立ち上がると、テーブルに置かれたまま、炭酸がすっかり抜け切った水を一気に飲み干した。
「もう水分補給も十分でしょ」
「そろそろ行くか」
「オーケー♡」