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SW異銀河から落ちてきた言葉の通じない謎の親子を保護しました

第6章 エピローグ:遠い銀河のどこかで


ディンは大きな革手袋の手で、床に落ちたその紙をそっと拾い上げた。
それは、あの静かで温かかった日本の家で、星子が描いてくれた一枚のイラストだった。

のどかな青空とひまわりを背景に、超特大のパーカーを着たディン穏やかにグローグーを見守り、グローグーがサツマイモを食べて大喜びしている、あの幸せな未来の絵。

ディンは黒いバイザーの奥で、その色鮮やかなひまわりの花と自分たちの姿を、じっと静かに見つめた。
どれほど遠い銀河に離れても、この絵を見るだけで、あの居間のコタツの温もりや、毎晩一生懸命に勉強したあの優しい時間が、鮮やかによみがえってくる。

「だっ、ぷーわ、⁠ぱっ」グローグーが大きな耳をハの字に下げ、不思議そうにディンを見上げてくる。
ディンはしゃがみ込むと、絵を綺麗にたたみ、それをグローグーのカバンの奥へと丁寧に仕舞い直した。
そして、くぐもった低い声で、でもどこか愛おしそうにこう言った。
「しっかり持ってろと言っただろ。絶対に無くすんじゃないぞ」

グローグーはピンと大きな耳を立たせ、嬉しそうに「グルルル!」と喉を鳴らした。

「行くぞ、グローグー」
ディンが促すと、グローグーは頷きペンギンのようにヨチヨチと、ディンの後ろを楽しそうについていく。

二人の歩む「マンダロリアンの道」は、これからも過酷で危険に満ちている。
それでも、カバンの奥に大切に仕舞われた温かい絵がある限り、親子の心の中にあの幸せな思い出が色褪せることは決してない。

遠い銀河の片隅で、二人の乗った宇宙船は、今日もきらきらと輝く美しい星々の海へと力強く飛び立っていくのだった。







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