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憧れの先

第1章 憧れの始まり


王騎亡き後-

王騎軍は騰に託され、その意志を受け継ぎ騰軍となった。

騰は以前と何も変わらないように見えて、誰よりも重い責任と覚悟を背負っている事を古参の兵はみんな知っていた。

朝誰よりも早く本陣へ入り、誰よりも遅くまで書簡に目を通していること。少しでも時間があれば剣を手に出ていくこと。

誰よりも騰を見ている麗は気づいていた。

騰は一人で背負いすぎていると。


何も力になれない自分がとても無力に感じた。

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