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ケフカ長編夢1

第1章 孤児院時代


命……夢……希望……。
どこから来て、どこへゆく。

愛……心……未来……。
そんなもの、最初からあったのだろうか。

私たちは、何も持たないまま。何も与えられないまま。
何も見えず、ただ進むしかないのだと思う。

結局は、そうなのだと思う。

なぜなら、世界は与えてくれないから。
なぜなら、世界は奪ってゆくだけだから。

つまり、生きるということは、破滅へ歩むこと。
死ぬということは、破滅を受け入れること。

空っぽの入れ物に、大した結末なんて用意されてはいないのだ。
誰も彼も知らぬまま。気づかれぬまま、ただ塵になるのみ。

自嘲すらも起きない。空を見上げる。

灰色だ。
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