第1章 出会い編
初めてなのに、何回も激しく交尾をされた。
でもあの大男に抱かれたあとは、不思議と体に力が戻ってきた。
「。俺は狩りに行く。ここから動くなよ」
「⋯⋯ん⋯⋯狩り⋯?」
「そうだ。お前が俺の精液以外も飲みたいと言ったからな」
確かに言ったけれど、聞き捨てならない台詞に眉をひそめ、あなたは目をこじ開けようとした。
でも気づいて起きたときには、もう彼はいなかった。
「ルドガー⋯? どこ?」
あなたはベッドから立ち上がり、ふらりと居間をさまよう。裸にシーツを巻いたが部屋は暖炉で温かい。
あんな粗暴な男なのに、いないと心細くなった。
昨日は逃げようと思ってたはずが、背伸びして小屋の窓を覗くと、霧がかった暗い森しかなくて溜息が出る。
しばらくぼーっと眺めていると、突然何かがどすん!とぶつかる音がした。
何か大きなものを投げつけたような音だ。
あなたは反対側の丸窓に向かった。
すると屋根下には、血だらけのルドガーがいた。
頭からかぶったみたいに真っ赤に染まり、彼は狩り用の革服を脱ぎ出す。
唖然として見ていると、ルドガーは全裸になり外に備え付けのシャワーを浴び始めた。
全身盛り上がった筋肉をまとった、イカつきすぎる肉体だ。なのにぐっと引き締まった腹筋と尻に、目を奪われていた。
「⋯⋯⋯⋯あっ」
彼がこちらに気づき、視線が合った瞬間、あなたは心臓が跳ねあがる。
金の瞳は鋭く研ぎ澄まされていて、異様に興奮してるようにも見えた。
「⋯⋯う、ん⋯⋯」
なぜか急に目眩がして、あなたは床に倒れそうになった。
ゆっくりしゃがみこみ、膝をついて頭を抱える。
それと同時に、小屋の扉がけたたましく開かれた。