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201号室と202号室
第2章 誕生日
「…あぁ、…どうも。…黒瀬です、よろしくお願いします……」
なつは寝ぼけ眼の目を擦ると、男のことを良く見ることもなく差し出された菓子折を受け取った。
その瞬間、男の表情がパァっと花が咲いたように弾けた笑顔になった。
「……んじゃ!また!」
「…はい、また……」
なつはパタンと扉を閉めると菓子折をテーブルに置いて、大きな欠伸をしながら再びベットに戻るのだった。
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