• テキストサイズ

禁断の恋をしてしまいました

第9章 本心はどこにある?


番組のスタッフさんが来てメンバーと軽く打ち合わせをしリハが始まる。


番組セットにメンバーが、ぞろぞろ入り席に着いた。


・・・太智君?


メンバーの誰も気付いていないけど太智君の様子がどこか可笑しい。


でも、誰も太智君の異変に気付かない。


このままではダメだと思いスタッフさんにセットに入る許可をもらい、太智君のところへ小走りで駆け寄った。


「太智君!!」


5メートル手前で太智君の名前を呼んだ。


「太智君!!大丈夫?しっかりして?」


太智君の真正面から両肩を掴んで少しだけ揺らす。


すると「はっ!」と我に返り、私に気付いて私の顔をじっと見つめた。


太智君の顔をこんな間近で何秒も見つめた事がなくて恥ずかしくなって太智君の両肩を掴みながら顔を背けた。


太智君「ちゃん・・・」


掠れる声で私の名前を呼ばれたから、ゆっくり顔を戻し太智君を見たら涙が太智君の目にドンドン溜まって行く。


「えっ?・・・はっ?・・・太智君?ちょっと本当にどうしちゃったの?・・・本番出来る?」


太智君の目から涙が一粒溢れた。


このままでは本番、無理と判断した。


「太智君、ちょっと、楽屋で休む?」


太智君は、コクンとゆっくり頷いたから、太智君の身体を支えて私とセットから出た。

 
柔君「太ちゃん、大丈夫かな?(隣の舜ちゃんに小声で)」


舜太君「うん、心配やな(柔君に小声で)」



舜太君の独り言「太ちゃん・・・ちゃんへの自分の気持ち誤魔化して我慢しとるからな、壊れたな。いくら仲間のタメって言っても我慢しすぎやで。(ボソッと独り言で心の声が口に出てるのに気付いてない)」
 

勇斗君「・・・・・・(舜太君の独り言が雛壇で舜太の前に座ってる勇斗君にまともに聞こえてしまった)えっ?・・太智が?(小声で)( が、支えながら歩く太智を見つめる)」


「1度、楽屋に戻ろうね?」


太智君「・・・うん」


スタッフさんに事情を話して2人で楽屋に戻った。
/ 155ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp