第7章 太智君目線
楽屋に戻ったらまだ勇斗とちゃんは楽しそうに話してる。
舜太君「ちゃん、さっき来たとこ。探せなかったんだね」
太智君「・・・あぁ。あの2人、めっちゃ急接近してへん?」
舜ちゃんにそれとなく聞いてみた。
舜太君「あぁ、俺が見てて思うに、何か昨日から急接近してるみたい」
太智君「そっか・・・あの雰囲気じゃ俺の入る隙間なんて全然ないねんけど」
舜太君「そんな事ないよ?まだ付き合ってないみたいだし、まだまだチャンスはあるよ?まずは、昨日の事、謝らないと、印象悪いままやで?」
太智君「そうやな。分かった。」
俺は意を決してちゃんのとこまで行った。
ちゃんが楽しそうに勇ちゃんと話してるけど、そんなの今の俺には関係ない。
太智君「ちゃん!」
俺が声をかけたら一瞬、ビクッとした。
そんなに俺の事、恐いのか?
「な、何?どうしたの?」
太智君「おはよう」
「お、おはよう」
太智君「ちょっと良い?話したい事があるんだ。」
勇斗君「太ちゃん、これ以上、ちゃんを苦しめるのはやめろよ」
太智君「勇ちゃんは、ちょっと黙っといて。これは俺とちゃんの問題なんだから。」
「やめて、2人共。太智君、分かった。」
2人で楽屋の外に出た。
太智君「ちゃん、昨日は本当にごめん。昨日の俺は、どうかしてた。一杯、苦しめて本当にごめん。反省してる。」
「太智君・・・」
太智君「ちゃんの気持ちも考えないで俺、本当にアホな事した。」
「もう良いよ。だけど、あんな事、二度としないでね?」
太智君「うん、分かってる。無視なんかして本当にごめんね。」
「うん、勇斗君がいてくれたから大丈夫」
太智君「えっ?」
「勇斗君が私のソバにずっと居てくれて慰めてくれたから大丈夫だった。だから心配しないで?」
太智君「・・・」
「今日はレギュラー番組の収録だから頑張ってね」
そう言って楽屋の中に入って行った。
俺も楽屋に戻るとまた勇斗と楽しそうに話してるちゃんの姿があった。