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禁断の恋をしてしまいました

第14章 もうすぐ誕生日


〜勇斗side〜


車に戻る。
 

ちゃんを助手席に乗せて、エンジンをかける。


「今日はありがとう。」


勇斗君「こちらこそ。」


「楽しかった。」


その言葉を聞いて、俺は嬉しくなる。


勇斗君「俺も。」


車を走らせる。


しばらくすると、俺はちゃんを見る。


勇斗君「ねぇ?」


「ん?」


勇斗君「明日、太智の誕生日だけど。」


「うん。」


勇斗君「俺、明日もちゃんのこと誘っていい?」


「え?」


勇斗君「仕事終わった後。」


「……でも、太智君の誕生日会があるんじゃない?」


勇斗君「あるけど。」


俺は少し笑う。


勇斗君「その前に、ちょっとだけ。」


「何するの?」


勇斗君「秘密。」


「え〜(笑)」


勇斗君「明日のお楽しみ。」


ちゃんが笑う。


その笑顔を見て、俺は心の中で決意する。


――俺は、本気でちゃんに好きになってもらう。 


太智には負けない。


でも、太智を傷つけるつもりもない。


ただ――。


俺のことを見てほしい。


俺といる時の方が楽しいって。


俺といる時の方が安心するって。


いつか、ちゃん自身に思ってもらえるように。


その日まで――。


俺は絶対に諦めない。
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