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【Dグレ】Twin Ray -灰の世界に響く歌-

第33章 【第二十八話後R18】灯籠の下、すべてを暴いて



「ん、ぅ……っ、……あ」

初めは鋭かった痛みが、少しずつ形を変えていく。


また引かれ。

ゆっくりと、深く重なる。


「……っ、ん」

今度は痛みだけではなかった。


身体の奥へ、甘い痺れがじわりと広がる。
自分でも分かるほど、吐息が変わった。


「はぁ、っ……大丈夫か? 痛く、ねぇ…?」

「……、っ。さっき、よりは……っ」


「そっか……」

安堵したような声。


けれど、彼自身はもうほとんど余裕がなかった。



動くたびにラビの呼吸が乱れる。


背中も、腰も。

もっと激しく動きたがるように強張っていた。


それでも。
ティファの顔を見ながら、ゆっくりとした動きを崩さない。


「……っ、く」

掠れた呻き。

繋いだ指にも、じわりと力が込められる。


自分にだけ向けられたその必死な優しさに、ティファの胸が甘く蕩けた。


「……ラビ」
「……ん?」

ティファは涙の滲む瞳で彼を見つめた。


そして、絡んだ指をぎゅっと握り返す。


「もう、がまんしなくて、いいから……っ」

「――っ、ティファ、お前、」

「わたし、大丈夫だから……」

声が震えた。


それでも、目は逸らさない。

「ラビの、ぜんぶ、ちょうだい……っ」



その言葉に。
ラビは、すぐには動かなかった。


ただ息を止め、ティファを見つめる。


繋がれた指へ、強く力が込められた。

まるで、本当にいいのかと最後まで確かめるみたいに。


ティファがその手を握り返した瞬間。
彼の中で張り詰めていた理性が、完全に切れた。

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