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【Dグレ】Twin Ray -灰の世界に響く歌-

第33章 【第二十八話後R18】灯籠の下、すべてを暴いて


そう言ったきり、ラビはすぐには動かなかった。


ただ、繋いだ指を強く握り返す。


それから、堪え切れないものを押し込めるように、ティファの額へ自分の額を重ねた。


熱い呼吸が近い。
喜んでいるはずなのに、その表情はどこか苦しそうだった。


初めてだと知らずに痛みを与えたこと。
それでも自分を選んでくれたこと。

その両方を一度に抱え切れないみたいに。



やがて、さらにゆっくりと腰が沈んでいく。


「ひゃあ――っ、……あ、んんっ!!」


――ぬちゅぅぅ、と。

彼のすべてがティファの最奥へと収まった。



脳内が真っ白になる。

初めて完全に重なり合った身体の重み。
下腹部を満たす彼の存在に、ティファの目から涙がこぼれ落ちた。


「はぁ、っ、……ティファ、……っ、やっと、繋がれた……」

「うん、…ラビが、……中に、いる…っ」


二人は汗ばんだ肌をぴったりと重ねた。

けれど、ラビはすぐには動かなかった。


ただ、繋がったままティファを抱き締めている。


額を寄せ。
絡めた指を離さず。

何度も確かめるように、翠の瞳でティファを見つめていた。



ずっと近付きたかった。
けれど、近付くたびに離れようとしてきた。


その距離が今は、もうどこにもない。

そう思った瞬間、ティファの胸の奥が甘く締め付けられた。


やがて、ラビの腰がゆっくりと引かれる。


「……ぐ、っ……ぅ……は、ぁ……」

離れていく熱に、内側がきゅっと疼いた。


そして再び。

――くちゅぅ、と。

濡れた音とともに、奥まで押し込まれた。

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