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【Dグレ】Twin Ray -灰の世界に響く歌-

第50章 【第四十五話】『守る』というかたち


Side:ラビ

ティファは耳まで赤くしたまま、何でもないみてぇな顔で布団の端を弄っている。

さっきまでなら、それ見て笑って終わりだった。


なのに。



――最悪の場合、そのまま戻らなくなることだってある。

――歌だけじゃなく、話す声も。


婦長の言葉だけが、妙に耳に残っていた。



「……ラビ?」

「ん?」

顔を上げる。


ティファが不思議そうにこっちを見ていた。

「なんでもねぇさ」

笑って返す。


ティファは、それ以上何も言わなかった。

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