第42章 【第三十七話】声なき再会
「ティムキャンピーとは……中国で別れたっきりだったよな」
アレンが、宙に浮かぶ金色の羽を見上げていた。
ドタバタで、すっかり忘れてたけど――と続けて、その顔が、みるみる崩れていく。
「会いたかったよ、ティムキャンピィィィィ!!」
飛びついた。
ティムも、アレンの頭へぐりぐりと擦り寄る。
金色の羽を震わせて、まるで泣いているみたいに。
抱き合って泣く一人と一匹を、ラビは半眼で眺めた。
「……すんませーん、そこのふたりー」
感動の再会に水を差す。
隣で、神田が舌打ちをした。