第1章 先生な彼
[次の日]
Tomoya Side______大学にて
「きゃぁ!倫也先輩いるよ!」
「わ〜、朝からかっこいい…」
「倫也先輩って彼女いるのかなぁ?」
(全部聞こえてるよ、後輩ちゃん…)
今日は1限からのため、まだ少し眠たくて気だるげになってしまうが、
その緩さも女の子たちには評判がいいようで。
「先輩と話してみたいな〜」
「ふわってした笑顔がたまんないんだよねぇ!」
俺はヒソヒソと噂をしている女の子たちに向かって、
「おはよ、あんまり俺のこと見てると授業遅れるよ〜」
と笑顔で手を振った。
「わ、私たちに言った…!?/」
「はいっ、急ぎま〜す!」
(可愛いなぁ、俺が昨晩1人でシたなんて思ってもない純粋な子たち…)
T男友達「倫也〜、おはよ!」
T「おう、おはよ」
T男友達「いいなぁ、お前は。」
T「何がw」
T男友達「歩いてるだけで女の子たちに見られて〜」
T「そんなことないってw お前こそ彼女いるんだからいいだろ」
T男友達「まぁな〜?あっ、そうそう、昨日も彼女とさー…」
今までは女の子に困ったこと無いぐらいに、普通に話せるしキスやセックスも、俺にとっては大して特別な事だとは思っていなかった。
男友達がやっとキスしたとか、泊まりに行くことになったとかで、いちいち興奮してるけど、全然焦りもなくよかったじゃん、と笑って聞いていられた。
それなのに、最近は何か違う。
彼女がいて体だけじゃなくて…〇〇には軽々しくそんなことできないって思っている自分がいた。
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