第2章 先生な彼と私
_Tomoya Side____________
T「ここ、今鍵開けるね。」
コンビニで軽く買い物を済ませ、そのまま俺の家へ到着した。
〇〇が俺の部屋に来ている…やっぱり不思議な感覚だ。
T「適当に座ってて良いから。飲み物とか準備してくる。」
〇〇「ありがとうございます…!」
1DKのシンプルな作りの部屋だが、一人暮らしには十分なスペースが確保できている。
コーヒーと紅茶を淹れ、先ほど買ったお菓子と一緒に部屋へと運ぶ。
T(〇〇、緊張してるかな…)
そんなことを考えながら、深呼吸をして自分を落ち着かせる。
…緊張してるのは自分だったらしい。
ガチャ))
〇〇「あっ、ありがとうございます」
倫也「んーん、少し散らかっててごめんね。」
〇〇「全然!」
その時、棚の上で傾きかけていた本が〇〇に落ちそうになっているのに気がついた。
T「あ、本…」
〇〇「え、?」
バサっ))
即座に立ち上がり、本を掴む。
T「セーフ、、…!」
受け止めたものの、バランスを崩し、
〇〇との顔の距離が今にも触れてしまいそうなほど近くなった。
〇〇は驚きで頬を染め、上目遣いで俺を見ていた。
T「それ、やばいから…」
〇〇「と、倫也…?大丈夫…?」
ちゅっ
〇〇の額に軽くキスを落とす。
〇〇「ん、//」
T「俺…〇〇が好き、ほんとに。」
〇〇「はぃ…私も、好きです…」
T「〇〇、優しくするし、絶対傷つけない。だからもし嫌だったら言って。」
〇〇「うん…?」
T「〇〇の初めて…俺にくれない?」
好きな子とセックスするのがこんなにも、不安で、臆病になることを、
俺は初めて知った。
〇〇からの返事を待つ時間が、何よりも長く感じたのは気のせいだろうか。
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