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彼女はボクに発情しない

第5章 保健室のブルース


がこの学校を選んだのはボクのせいだ。ボクがくらい出来が良ければもっとにふさわしい学校に行かれたし、クラスで浮くことだってなかったろう。ボクのせいでに友だちができないなんて、耐えられん!

「は歌上手いよ?大丈夫!全然ふつーの女の子だよ?!ボクが保証するよ!」

それに、と続ける。

「ボクだって、と同じくらい近づきがたいオーラがビンビン出てるでしょうに!!!」
ぷっとルリが吹き出す。つられて優子が笑い出した。
「お前は、アホのオーラが強すぎだ」
おいこら、弦次、涙を流してまで笑うんじゃない!

わかった、わかったと、3人が了承してくれた。よかった。も一緒に行かれる。
友達との橋渡しをしたいというのも本当だったが、から離れたくなかったというのも本当だ。これで、彼女を守ることができる。

ボクは事の次第を含め、に金曜のカラオケに行くことを話した。は少しうつむき、躊躇しているように見えたが、小さく頷いてくれた。

よかった・・・。これで、全てうまくいく。
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