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【最遊記】千日紅

第9章 十六夜★


グチュンと根元まで挿れきると、華楠は熱く甘い息を吐く。八戒は少しの隙間も許さないほどピッタリ覆い被さり、甘い呼吸を奪うかのように唇を重ねた。

唾液の糸が繋がりとろんとした表情を浮かべる華楠に
「奥、好きなんですよね」
と言いながらぐりっと最奥まで貫けば彼女の喉元が反った。

「んううっ!!!」

そしてそのまま、とんとん執拗に奥を攻め立てる

「んっ…んっ…なん…でっ…奥ばっか…」

「っ…聞こえて…ましたから…」

「っ!!」

律動は早くはないものの的確にイイ所を攻められ、八戒の動きに合わせて華楠自らも腰を動かしながら快楽を貪った

「はっあっ…あっ…気持ちい…八戒…気持ちいいっ…八戒…」


(三蔵もイイ趣味してますね)

三蔵の抱き方が染み付いていることに嫉妬を覚えてしまう。あの時以来、二人はしていないはずだ。となればあの夜…三蔵は一晩で何回抱いたんだろう。そんな野暮なことが頭を過ぎる

(では僕は…どろどろに甘やかしてあげようかなぁ)

白いシーツに広がる紅い髪を優しく手櫛で梳く

「はぁ…可愛い…」

耳元で囁けばピクピク震える

「可愛い…華楠…もっと身を委ねて下さい…」

八戒に絡み付く華楠の足にギュッと力が入り、背中に回した腕の先も快感を逃すように爪を立てた。

(イきそうなんですね…)
背中に立てられた爪の痛みすら愛おしい。
少し律動を早めて甘く喘ぐ唇を塞ぐ。

「んーっ!んーーっっ!!」

くぐもった喘ぎ声は八戒の口内へ消えていく。舌を絡めながら片手は華楠の指を絡め、もう片手で頭を撫でてやる。

(上も下もグチャグチャだ。
このまま溶けてひとつになれたら良いのに)

肌と肌がぶつかり合う音と男女の荒い息が部屋に響く

「ン…く…っ…ンぐぅっ! 」

イクと言いたいのだろうが口内を犯されているせいで上手く発語ができていない。

(ああ…イク時はちゃんと言えとでも三蔵に言われたんですか…?)

ずるぅっとギリギリまで引いて一気に奥まで突くのを繰り返すと華楠は腰を浮かせながら達した。

「ンくぅぅ…っ!ふーっ!ふぅーっ!!」

お腹をびくびく痙攣させながら長く深い絶頂を味わっている。その度にナカが締まるので八戒もイきそうになる。

(これは…持っていかれる…っ)

「はぁッ…はあッ……」
全身の力が抜けた華楠は腕と足をベッドにぼすんと投げ出した
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