第44章 My Cheerleader (R18)
『……あれ?鍵かかってね?』
『マジで?じゃあ鍵持ってこないとダメか』
『ほら職員室行くぞー』
幸いにも足音は遠ざかり、再び静寂が戻ってくる。
生徒たちの気配が完全に消えたその瞬間。
ユカリの口から押し殺していた甘い悲鳴が限界を迎えて溢れ出した。
「はぁあっ……! 爆豪くん、っ、もう、無理っ、いっちゃう……っ!!」
「逃がさねぇって言ってんだろ……俺と一緒にいけっ!」
限界を迎えたユカリの反応に、爆豪も最後の一線を越えた。
ユカリの腰を砕かんばかりの力で強く引き寄せ、奥の奥まで穿ちながら、一気に腰を叩きつける。
「あぁぁっ……!!」
ドクドクと内に注がれる熱い吐息と生命感。
ユカリは脚をガクガクと震わせ、立ったまま盛大に絶頂を迎えた。
「っは……あ……っ……」
静まり返った器具倉庫に、二人の荒い息遣いだけが響く。
完全に膝の力が抜け、崩れ落ちそうになるユカリを、爆豪は後ろからしっかりと抱きとめた。
「……ざまぁみろ」
満足気に笑う爆豪が、ユカリのうなじに優しくキスを落とす。
「……もう二度と、他の男の前で隙見せんな」
「……爆豪くんの、意地悪……っ」
涙目のまま小さく抗議するユカリ。
そんな彼女を、愛おしくてたまらないというように、もっと強く抱きしめ直した。
外の賑やかさから切り離された薄暗い倉庫で、ユカリは真っ赤になった顔を彼の胸にうずめ、そっと瞼を閉じる。
――この生意気で愛おしい年下の恋人に、自分は一生勝てる気がしなかった。