第33章 恋情増幅(R18)
中の粘膜がドクドクと脈打ち、爆豪のすべてを貪るように、ぎゅうぎゅうと締め付ける。
二人は互いの身体を強く繋ぎ止めたまま、激しく痙攣し、幾度も押し寄せる絶頂の波に溺れていった。
静まり返った校舎。
その片隅で、二人の荒い呼吸と、濃密な愛液の匂いだけが、いつまでも保健室の空気の中に溶け残っていた。
「……ッ、は、……ぁ、……くそ……」
爆豪はユカリの身体からゆっくりと自身の猛りを引き抜くと、シーツの上にどさりと仰向けに倒れ込んだ。
天井を睨みつけながら、激しく上下する胸を抑えるように腕を額に当てる。
その肌は汗でびっしょりと濡れ、まだドクドクと昂ぶった鼓動が収まらない。
一方、横に転がされたユカリは、もはや指一本動かす力も残っていなかった。
ぐちゃぐちゃに乱れたシャツの隙間から見える胸元は赤く火照り、爆豪に執拗に刻まれた赤紫の痕が、夕闇の中で妖しく浮かび上がっている。
開いたままの太腿の内側を、二人の愛蜜と情熱の残滓が、ぬるりと伝い落ちてシーツを白く汚した。
(っ…………!)
現実に引き戻されるにつれ、自分が犯したことの重大さと、個性が切れた後も自ら進んで爆豪を求めてしまったあまりの羞恥が、一気にユカリに押し寄せる。
ユカリは顔を耳の裏まで真っ赤に染めると、ベッドの隅に丸まっていた掛け布団をがさごそと手繰り寄せ、頭からすっぽりと被って身体を隠してしまった。
「おい、何隠れてんだよ」
爆豪の低く、ひどく掠れた声が布団越しに響く。
全てを出し尽くした後の気だるさと、ユカリを完全に自分のものにしたという独占欲を満たされた男の、どこか余裕を含んだ低い響きだった。