第33章 恋情増幅(R18)
個性の脅迫ではなく、ユカリ自身の本心で、男としての自分を欲しがっているのかどうかを、彼はその鋭い瞳で品定めするように見極めようとしていた。
(……ずるい、……っ)
ユカリは涙目のまま、胸の奥でそう毒づいた。
人の身体をこんなにもぐずぐずに開発して、頭がおかしくなるほど気持ちよくしておいて。
自分の意志で跨っているのだと自覚させて。
最後の最後で、ねだらせるなんて、どこまで傲慢で強引な年下なのだろう。
でも──
それ以上に、一番ずるくて、酷いのは自分だ。
個性が切れた今でも、目の前で息を荒くし、自分を狂おしいほど愛おしそうに見つめてくる爆豪の存在が、愛しくてたまらない。
轟への気持ちだって嘘じゃないのに。
今、この瞬間に爆豪を拒絶することなんて、ユカリの身体も心も、絶対に拒んでいた。
自分はどうかしている。
完全に狂っている。
だけど、もう止められない。
ユカリは爆豪の逞しく固い肩にぎゅっとしがみつく。
「……爆豪くんが、欲しいのっ……」
赤くなった顔を彼の胸元に埋めるようにして、消え入りそうな、だけど確かな意思を込めて呟いた。
「おねがい、……っ、中、いれて……っ」
その淫らな強請りが、爆豪の脳内にどうしようもないほどの狂気的な興奮を沸き立たせた。
ユカリが、個性の力を借りずに、自分自身の意志で俺を選んだ。
俺を。
その圧倒的な充足感と勝ち誇るような独占欲が、彼の理性を完全に塵へと変える。
「――ッあぁ、クソ……!! 好きにしろっつったのは、てめェだからな……ッ!」
爆豪はユカリの柔らかな太ももを掴み、限界まで高く押し広げると、熱く昂った自身の凶悪な質量を、ぐちゅりと濡れる最奥まで一気に突き上げた。
「あァぁぁーーっ、っ、ひゃ、あぁっ!!」
かつてないほどの硬さと規格外の質量が、裂けんばかりに狭い内奥を割り進み、ユカリの絶叫が夕暮れの保健室に激しく響き渡った。