第33章 恋情増幅(R18)
「……おい」
激しいキスの合間、爆豪が低く掠れた声で、ユカリの耳元に強引に言葉をねじ込んできた。
赤い瞳が、激しい嫉妬と独占欲でどろどろに濁っている。
「あの半分野郎に、何された」
「あ、……っ、轟くん、に……っ」
個性の熱に浮かされたユカリの口は、もう秘密を守ることすらできない。
爆豪の熱い視線に射すくめられ、秘め事をすべて自白させられていく。
「じ、自分から……押し倒して、キスして……っ、そ、れから……指、入れられて……っ」
「……あ?」
地を這うような低い声が、爆豪の喉から漏れた。
すべてを白状してしまったという恥辱と生々しい告白が、保健室の温度を一気に跳ね上げる。
爆豪の呼吸が、獲物を前にした獣のように荒くなった。
「……ッ、クソが……!」
低く呻いた爆豪が、ユカリの後頭部を掴んで強引に唇を塞いだ。
言い訳も拒絶も許さないような深い口づけ。
舌と舌がジュブ、と生々しい音を立てて絡み合い、ユカリの甘い悲鳴をすべて喉の奥へと吸い上げていく。
脳が、じりじりと焼き切れていくような抱擁のあと、爆豪は強引に唇を引き剥がした。至近距離で、逃がさないようにユカリの瞳を鋭く見据える。
「……っ、あの半分野郎の指で、イかされたのかよ」
「……い、イッちゃっ、た……」
限界だった。ユカリのその涙ながらの告白を聞いた瞬間、目の前の無防備な姿への欲情と、轟への激しい嫉妬が、爆豪の中で完全に爆発した。
「チッ……!」
爆豪はユカリの腰を掴むと、その小さな身体を軽々と持ち上げ、一気に形勢を逆転させる。
今度は彼がユカリをベッドへ激しく押し倒し、その上に覆い被さった。
退路を断つように両手をベッドにつき、飢えた肉食獣のような瞳でユカリを見下ろす。
「……てめェの中、アイツの感覚なんて、これから全部俺がめちゃくちゃにして消してやるよ……ッ!」
男としての圧倒的な自信と色気を孕んだ声で告げるやいなや、爆豪はさらに激しく熱を注ぎ込むように、ユカリの唇を再び力任せに奪い去った。