【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第23章 結婚式×乙骨
「すみません、ほんと。」
そう言いながら手にしていたウェルカムドリンクをそっとテーブルへ戻す。
が思わず小さく笑うと、後から現れた男性が肩を竦めた。
「毎回こんなんでね。」
それから軽く頭を下げる。
「八条って言います。七海の先輩ってところです。」
「あ、蘆屋です。」
も会釈を返した。
「私は七海さんの……えっと……後輩、ですかね。」
その言葉に八条は目を細めた。
「七海の後輩か~。」
どこか懐かしむような声音だった。
すると先ほどの男性が不満そうに口を尖らせる。
「何ぬるっと女性と話してるんですか……」
「俺はお前と違って下心とかないから。」
八条が小声で返す。
「聞こえてますからね。」
「聞かせてる。」
即答だった。
は思わず吹き出す。
そんな彼女を見て、八条はにやりと笑った。
「蘆屋さんは何の仕事してるの?」
「一応、教員をしてます。」
「先生?」
「はい。今は海外にいて、今日は一時的に帰国しただけですが……」
「へぇ! 海外か!」
八条が感心したように声を上げる。
「そういえば七海の嫁もシンガポール行ってたんだよ。」
「へぇ……!」
の表情がぱっと明るくなる。
「七海さんの奥様……すごくお綺麗ですよね。一度お会いしたことがありますが……」
「まぁ、綺麗になったよなぁ。」
八条は腕を組みながらうんうんと頷いた。
「一応同期でさ。新卒の頃から知ってるけど、シゴデキなところは変わらんけどな。」
どこか得意げな様子に、はくすりと笑う。
その時。
背後からすっと長い影が差した。
「はじめまして~★」
軽やかな声に振り返る。
そこには長身の男が立っていた。
白い髪。
整いすぎている顔立ち。
そして薄く笑みを浮かべた青い瞳。
「うちのの相手していただいてありがとうございます。」
にこやかな口調とは裏腹に、いつの間にかの腰へ手が回される。
そのまま自然な動作で自分の方へ引き寄せた。
「あっ。」
が目を丸くする。