【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第18章 パーティー×初恋×五条
その後、渋々承諾した五条。
用事を済ませた七海夫妻が帰った後、
職員室には再び静かな時間が戻っていた。
窓の外では夕陽が傾き始めている。
は自分の机に戻ると、先ほど渡された二通の封筒を見比べた。
片方は結婚式の招待状。
そしてもう片方は――。
「資産家向けの交流会……」
ぽつりと呟く。
高級ホテル。
豪華な食事。
煌びやかな会場。
普段の生活とは縁のない世界だ。
「すごい……」
素直な感想だった。
すると。
「ちゃんさ」
背後から声がした。
振り返る。
五条だった。
「はい?」
五条はなぜか真顔だった。
「君」
「はい」
「……あのパーティーの意味わかってんの?」
「?」
首を傾げる。
数秒。
考える。
そして。
「何がですか?」
五条が天を仰いだ。
「やっぱり分かってない」
「え?」
「絶対分かってないよね???」
「?」
はますます混乱する。
五条は机に肘をついた。
「ねぇ」
「はい」
「君さ」
「はい」
「一応だけど、憂太と付き合ってるよね?」
「まぁ。はい」
「うん」
「はい」
「じゃあ」
五条がじっと見つめる。
「このパーティーっていわば婚活の場なわけだけど。
君は憂太がいながら、他の旦那探しに行くわけ?」
沈黙。
数秒後。
にこにこする。
嫌な予感がした。
「いやいや……五条さん?
来るのって資産家の方々ですよー?
私みたいなのなんて選ばれませんよっ
こちとら一般庶民ですから。」
“なにをおっしゃってるんですか”
その返答を聞いた五条は深々と息を吸った。
そして。
「はぁぁぁぁ……」
盛大なため息。
が目を瞬く。
「なんでため息なんですか……」
「君さぁ…わかってないね。」
「もう行くことは決まったんですから。」
「そうだけどさ」
「七海さんの奥様からの頼み事だし、
今回は五条さんのご両親からの…なら致し方なしです」
と言いつつも浮かれている。
「……。」
五条はもう一度ため息を吐く。
「はぁ……」