【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第17章 テスト×約束×伏黒
「さ、もう遅いからそろそろ解散にしよっか?」
ため息交じりに「わかりました」と伏黒が片し始める傍で
まだ終わっていない仕事の山を見つめる。
(明日の自分にまかせようかな…)
「…よしっ、忘れ物はない?」
「はい。」
電気を消し、施錠して教室を後にする。
伏黒と別れを告げて彼がいる寮へ。
『仕事が終わったら部屋で待ってます。』
なんというか、LINEでもなく電話でもなく
付箋に書いてある彼の字が愛おしくてたまらない。
口持ちが緩みつつドアをノックすると、すぐに乙骨の声が聞こえた。
「はーい!」
「ごめんね、待った?」
「んーん。大丈夫だよ。
おかえりなさい。さん。」
いつものように優しくほほ笑む乙骨。
「…ただいま?」
思わず疑問形になってしまったをみて
“なんで疑問形なんですか”なんて言いあう2人。
そうこうしながら、靴を脱いで部屋へ入った瞬間、
ふわりと食欲を刺激する香りが鼻をくすぐった。
「あれ?」
視線を向ける。
ローテーブルの上にはすでに料理が並んでいた。
湯気の立つスープ。
綺麗に盛り付けられた副菜。
そして出来立てらしいメインディッシュ。
「……憂太くん、これ」
「…えっと、、、作ってみたんだけど、どうかな?」
“大したものは作ってないんだけど…”と謙遜をする乙骨
「え~…いいの?!お腹すいてたんだよね~っ」
と、目を輝かせる。
「覚める前に食べよっか。あ、お茶でいい?」
「うん!」
それから、ゆっくりと食卓につき色々な話をしながら職をした。
料理の味は、想像以上だった。
「…これ、本当に憂太くんが作ったの?」
「そうだよ、味、変だったかな…?」
その問いに対し、頭を横にぶんぶんっ、と振る。
「とってもおいしいです。シェフ」
「あははっ、何それっ、」
そう言いながらも、乙骨はどこか嬉しそうだった。
テーブルを挟んで向かい合いながら食事をする。
穏やかな時間がゆっくりと過ぎ去る。
気づけば時計の針は22:00を回っている。