【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第15章 謹賀新年
「えっ?」
と、虎杖。
「は?」
真希が眉をひそめる。
五条は当然のように言った。
「僕が知る限りでは、悠仁がある程度の力でやっても、たぶんダイジョーブだよ☆」
にこっ。
そんな軽い調子で言った。
沈黙。
「……まじか」
最初に反応したのはパンダだった。
「虎杖の"ある程度"って結構あるぞ?」
「ですね」と、伏黒も即答する。
「普通の人間なら病院行きだな」
パンダが大きく頷く。
一方の虎杖は頭を掻いていた。
「え、俺?」
「悠仁が一番ちょうどいいでしょ」
「あ、危ないわよ!こんなゴリラ!」
「ご、ゴリラって…」
「ちゃんはどう?」
「私は全然大丈夫だよ~!」
さっきまで五条に威嚇していたのをもう忘れたように、
浮足立っていた。
「ほら、本人がいってるし!
よしっ!」
五条が勢いよく立ち上がる。
「じゃあ運動場行こー!」
その一言でぞろぞろと移動が始まる。
校舎を出る。
冬の空気が肌を刺した。
遠くには訓練用の運動場。
「…なんかワクワクするな」
と、パンダ。
「いやいや…いくら全盛期とはいえ虎杖相手ですよ。」
「本当にそう!!」
1年2人は心配しかない。
運動場につくと、虎杖とが距離を取り構えをとる。
「負けた方がジュース奢りね~☆」
楽しそうな五条。
「だ、大丈夫ですかね?」
五条とは反対に1番心配している乙骨。
「まぁまぁ、みてなさいよ」
そういって、土手に座り込む。
運動場の中央には、冷たい風が吹き抜ける。
「じゃあ」
虎杖が拳を握る。
「行くけど」
その表情にはいつもの明るさがあった。
けれど、その目はしっかりと相手を見据えていた。
「いい?」
私は軽く笑う。
「うん」
足を開く。
重心を落とす。
「いつでもいいよ」
その言葉が終わるか終わらないかの瞬間だった。
――ドンッ!!
地面が弾ける。
「っ!?」
釘崎が目を見開く。
一瞬で最高速近くまで加速した虎杖が、真っ直ぐ距離を詰める。
「あ、あいつ!!」
釘崎が思わず声を上げる。