【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第15章 謹賀新年
「これなに?」
釘崎が資料をぺらぺらとめくる。
「あぁ、それは、呪術界の未解決事件の記録。
そして、こっちが、古い術師の記録。」
よいしょ、と、机の上に分厚い資料が置かれる。
「へぇ、面白いのもあるんじゃん!」
「まぁ、未解決といっても、色々な理由で祓っていないだけで、経過観察対象だったりするものが大半だけどね」
「ふーん。あ、これは?」
箱の側面には古びた紙が貼られている。
誰かの手書きで“開けるな”と書いてある箱。
(なにこの手書き。ふざけた手書きね)
そう思って、釘崎がその箱を開けようとした瞬間だった。
「あ、それは・・・!!!」
とっさの反射で飛び出した。
釘崎を突き飛ばして、箱を奪う。
その瞬間。
箱の隙間から淡い光が溢れた。
2人が周辺にぶつかった勢いで、
どどどどどどどっ!!!
と、積み上がっていた木箱が一斉に崩れ落ちた。
埃が舞う。
資料が飛ぶ。
「げほっ、ごほっ!」
「いったたた……」
私は頭を押さえながら身体を起こした。
どうやら落下物の直撃は避けられたらしい。
釘崎も無事そうだ。
よかった。
「野薔薇ちゃん、大丈――」
そこまで言いかけて。
釘崎の表情が視界に入る。
ぽかん。
という擬音が似合う顔だった。
「……野薔薇ちゃん?」
返事がない。
「どうしたの?」
すると。
釘崎の顔色がみるみる変わる。
「え」
一歩下がる。
「え?」
さらに下がる。
「えええええええええええええええええええええええ!!!!!」
蔵中に響く絶叫だった。
「どうした!?」
次々に集まってくる。
「何事だ」
「み、みて……」
釘崎は震える指をこちらへ向ける。
「さんが……」
「は?」
真希が私を見る。
乙骨も見る。
虎杖も見る。
そして全員が固まった。
「……え?」
「ええええええええ!!!!!!」
「なになに?どうしたの~」
と、いつもの調子で五条が現れる。
「あ」
「…。あんまり見ないでください」
そこには推定8歳~10歳程若返ったがいた。
少し身長が低くなり、体が引き締まっていて、服がぶかぶかだ。
乙骨が駆け寄る。
「さん!?!」
「う、うん?大丈夫だよこれはー・・・・」