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【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)

第14章 年の瀬


「うげぇ……」

「またそのようなお顔をなさって」

「だって面倒じゃん」

「面倒ではありません」

「面倒だよ」

即答する五条に、私は思わず苦笑した。

(五条さんの奥さんなんて……命がいくつあっても足りない気がする……)

そう思いながら、小鉢の料理を口へ運ぶ。

向かい側に座っていた使用人の一人が、少し困ったように笑った。

「いつもこんな調子なんですよ」

続けて別の使用人が口を開く。

「ですが、私どもも心配でして」

そう言いながら、ちらりとを見る。

嫌な予感がした。

「どうでしょう」

にこり。

「さんが、ぼっちゃんの奥様になるというのは」

「えっ!? わ、私ですか!?」

思わず声が裏返る。

すると周囲の使用人たちが一斉に顔を見合わせた。

「それは良い案では」

「素晴らしいですね」

「昔から仲がよろしいですし」

「お似合いだと思います」

「いやいやいやいや…!!!」

慌てて手を振る。

だが誰も止まらない。

なぜか話が進んでいく。

そんな中。

隣から楽しそうな声が聞こえた。

振り向くと、五条が頬杖をつきながらこちらを見ている。

口元には、どう見ても面白がっている笑み。

「あ、それいいじゃん」

「え」

「ちゃんなら結婚していいかも」

さらりと言われて、思考が停止する。

「いや、いいわけないじゃないですかっ」

即座に否定すると、五条は声を上げて笑った。

その様子を見た使用人たちは、ますます盛り上がる。

「ああ、ぼっちゃんが否定なさらない!」

「これは期待できますね!」

「お祝いの準備を」

「絶対ないですから…!!!」

必死に抗議する私とは対照的に、食卓はお祭り騒ぎだった。

五条は肩を震わせながら笑っている。

絶対に面白がっているだけだ。

そこからは一層騒がしく。

楽しい時間だった。

ひと段落して、料理が片されると、2人だけの空間になる。

「はぁ、、、」

と、ため息をつく。

「みんなちゃんが帰ってきてうれしいんだよ」

「どっちかっていうと、五条さんが帰ってこなさすぎるからじゃ…」

まぁ、それもあるかも。といい腰を掛ける。
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