【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第14章 年の瀬
そこに立っていたのは狗巻だった。
五条がひらひらと手を振る。
「わるいね~。休みなのに」
「しゃけ」
狗巻は短く返事をしながら職員室へ入ってくる。
は書類を拾い終えて体勢を整える。
「ど、どうかしたの?」
「しゃけしゃけ」
「みんなが任務出払ってるからサ、」
「あ、パトロールか」
「そうそう。年末はなにかと物騒だからね〜」
卓上にあったペンをくるくる回す五条。
「ん、しゃけ」
報告書を五条に渡し、すぐさまこちらへ視線をうつす。
「??」
「しゃーけ♡」
「??」
きゅるん、とされても、何を言われているのか。
さっぱり。
翻訳して、と言わんばかりに五条に視線を向ける
「んー?」
五条もにっ、とこっちを見ている。
「??」
再び視線を戻そうとした時だった
ほっぺたに、ちゅ。っと柔らかい感触。
「あっ、、、!こら、っ」
「つなまよ♡」
「まったく……!!!」
その光景を見てくすくすと笑う五条
「ちゃん。高校生に弄ばれてどーすんの~」
ケラケラと笑う五条。
「しゃけしゃけ」
「……。」
確実に悪い男「No.1」と「No.2」だ。
「誰に似たんだか・・・」
はぁ、とため息をつく姿を見て
「こんぶ…」
わざとらしく、しゅんとする狗巻。
この顔にめっぽう弱い。
「あ、いや、別に怒ってないよ!?」
「しゃけ♪」
(((・・・絶対反省してない!)))
満足そうにバイバイと手を振って、職員室を後にする狗巻。
扉がしまり、足音が聞こえなくなったころ、五条が静かに口を開く。
「ちゃんさ~、そんな無防備だといつか襲われちゃうよ~?」
「そんなこと考えてるのは、五条さんくらいなので!
心配しないでください」
ふん、と軽くあしらい書類に視線を戻す。
来年4月に入ってくる1年生
[名前]滝田 潮(タキタ ウシオ)
[性別]男
[出身]五島列島
[名前]戌井 鈴(イヌイ リン)
[性別]女
[出身]秋田県
以上、2名
滝田潮の顔写真を見て、いつかの彼を思い出す。
(ハヤミくん・・・)