【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第13章 ただいま。
「しゃけ?」
と、知らぬ存ぜぬな顔をする狗巻
「さん!!だ、大丈夫ですか?」
狗巻の背後からひょこっと、顔を出して
「ん?」
と、不思議そうに見る。
困っている様子はない。
「……よかったぁ」
ぽつりと漏れる。
本気で心配していたらしい。
「ど、どうしたの?」
「いや、その……」
乙骨が視線を逸らす。
「狗巻くんが部屋に呼んだって聞いて……」
「うん?」
「ちょっと心配で……」
もごもごと続ける
「や、やり手だって言ってたから・・・・」
思わず笑う。
「心配しなくても大丈夫だよ。」
それから狗巻を見て、目を細めてにこっと。
圧をかける。
「ねぇ~?」
「しゃけ♡」
可愛げたっぷりの表情で、ぴたっと、寄り付く狗巻。
「狗巻くん~~~っ!!!」
「しゃけ~?」
「絶対わかっててやってるよね~~~~~~~」
「ツナマヨ♡」
どこか信用ならない返事と愛嬌に、はぁ、とため息をつく
乙骨と、サンタ。
「ほらほら、2人とも戻るよ~・・・・!」
「しゃけ!」 「はーい・・・」
・
・
・
わいわいとしながら部屋に戻り、ドアを開けると、
五条がソファに腰掛けたまま、眠っていた。
「あ」
「寝てる……」
「みんな伏黒君の部屋に移動したみたいだし、そっちにいこうか」
「しゃけ」
そんな中、散らかったテーブルへ目を向けた。
紙皿や飲み物の空き容器が少し残っている。
「先に行ってて」
小声でそう告げる。
「私、少し片付けてから向かうね」
「手伝うよ?」
乙骨が振り返る。
主人公は首を横に振った。
「大丈夫」
「すぐ終わるから」
乙骨は少し迷ったものの、最後には頷いた。
「わかった」
「待ってるね」
ぱたん。
静かに扉が閉まる。
部屋の中には五条と2人きり。
ふぅ、小さく息を吐いた。
紙皿を重ね。
空いたコップを片付け。
散らばった包装紙をまとめる。
数分後。
「よし」
ようやく一息つく。
静かな部屋。
暖房の音だけが微かに響いていた。
ソファの隣へ腰を下ろし眠る五条を見つめる。
相変わらず整った顔立ちだ。
その時。
ふと。
目元を覆う包帯が視界に入った。
「寝る時くらい外したらいいのに……」
思わず小さく呟く。