【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第13章 ただいま。
「別に」
「別にじゃないです!」
「教えてくださいよ!」
「嫌だ」
即答だった。
「なんで!?」
釘崎がクッションを抱えたまま暴れる。
真希はそんな様子を見て、ふっと口元を緩めた。
そして。
「言ったら」
少しだけ悪そうな顔をする。
「ん?」
釘崎が首を傾げる。
真希はにやっと笑った。
「お前も好きになるかもしれねぇだろ」
数秒。
沈黙。
「……は?え、」
釘崎が固まる。
「ふふっ」
「いやいやいや!!」
釘崎が勢いよく立ち上がる。
「んなわけないじゃないですか!!
真希さんの好きな人なんて好きになりませんよ!!!」
「そうか?」
真希は面白そうに笑っている。
「た、確かに顔はいいけど・・・うーん。」
と、自分で真希の好きポイントを探る釘崎。
「他には~・・・うーん。優しい?とか?」
「もしかしたら、料理ができるのかしら・・・」
「ノリはいいけど・・・」
1人でぶつぶつとしゃべる釘崎に思わず吹き出す2人
「あははっ、そうだね、棘くんは優しいね。
あとは、愛嬌もあるしね♪」
「身長は、真希さんと同じくらいか・・・」
「まぁ、そこは気にしてねぇよ」
「で!?」
釘崎がなおも身を乗り出す。
「結局どこなんですか!?」
「だから言わねぇって」
「真希さんの、ケチ!!」
「うるせぇ」
真希が笑いながら額を小突く。
その時だった。
こんこん。
部屋の扉がノックされる。
「ん?」
三人が同時に振り向く。
扉が少しだけ開いた。
「釘崎~!」
ひょこっと顔を覗かせたのは虎杖だった。
「あ?」
「五条先生が呼んでる~!」
「はぁ?」
釘崎の顔が一気に険しくなる。
「今いいところなんだけど!?」
「知らねぇよ!」
虎杖も負けずに言い返す。
「とにかく来てくれって!」
「あと五分!」
「だめ!」
「三分!」
「だめ!」
「一分!」
「だめ!」
そして。
「はーやーくーー!!」
廊下中に響く大声。
釘崎が盛大に顔をしかめた。
「うっさいわね!!」
「ほら!」
虎杖が手招きする。
「みんな待ってるぞー!」
釘崎は盛大にため息をついた。
「はぁぁぁぁ……」
そして立ち上がる。
「絶対あとで続き聞きますからね」
「はいはい」
「絶対!!!!!」